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有松の町並み 重要伝統的建造物群保存地区に選定へ

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愛知県名古屋市

江戸時代の東海道の風情が色濃く残る有松の町並み。
400年以上守られてきた「ナゴヤの宝」が、「日本の宝」として未来へ引き継がれます。

5月20日(金曜日)、緑区にある有松の町並みが、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の選定の答申を受けました。重伝建とは、特に価値が高い町並みを文化財として国が選定するもので、これまでに全国で110地区が選定されています。大都市における街道沿いの町並みとしては前例がなく、東海道沿いの町並みとしては関宿(三重県亀山市)に次ぐ選定となります。

問い合わせ:観光文化交流局歴史まちづくり推進室 電話番号052-972-2782 ファクス052-972-4128

『有松4つの宝。引き継いでいこみゃあ!!』
名古屋市長 河村たかし

「大きな改造はせず、家を守ってと、ずっと親父に言われてきてね」
服部豊さん(87歳)。江戸時代から続く絞問屋(井桁屋(いげたや))に生まれて以来、有松の町家に暮らし続けている。有松まちづくりの会の会長。
「夏をいかに涼しく過ごすかということを考えた家だよ。天井裏が高く、部屋に涼しい風が通るように設計されとるがね」
そういえば徒然草に「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる」とあるよね、と河村は昔の家づくりの知恵に感心。
「私の父は有松で唯一の診療所をやってました。結核も薬がろくに無かったので、当時の医者は大変。今のように検査だの薬だのというのは戦後になってから。絶えず患者さんが来て、寝る暇がないくらい一生懸命よく働いてましたよ。近寄りがたい父だったけど、あの頃が懐かしい」
棚橋恭子さん(80歳)。有松の町医者の家に生まれて以来、長年、有松の町家(井桁屋の向かい)で暮らしてきたべっぴんさん。3年前に築140年の町家の大掛かりな修理を行った。
「家の修理は3年がかりで大変だった。個人の家だけど町として、また文化財としても大事なものという思いでやりました。今回の重伝建選定の動きと重なって少しは有松のお役に立てたかなと思っています」
服部さん「絞りは400年の歴史。殿様が参勤交代から帰られるときに絞りをお買い上げいただいた。参勤交代のおかげで口コミで全国へ広がったね」
江戸時代、有松絞りは東海道随一のお土産だったようだね。名古屋城を築城した400年前、九州の職人が絞りを持ってきたのを、尾張藩が減税までして大切に絞り産業を守った。(河村も絞りのシャツ・ネクタイをいつも着とるがね。)
最後に名古屋の皆さんにメッセージを。
服部さん、棚橋さん「有松の町並みを含め、私たちが何とか残してきたものを次世代に引き継いでほしいね」
4つの宝(町並み・絞り・山車・桶狭間古戦場)が400年の時を超えて生きている有松。どえりゃあ応援しよみゃあ!!

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